結城市 パッソ 走行中「ゴー」という音がする 点検修理 ダンロップ本店

パッソにて、走行中「ゴー」っという音がするということでご入庫頂きました。
走行中ゴーっという原因としては様々な原因が考えられますが、大きく分けると2つに絞られる事が多いです。
1つはタイヤの段べり。
タイヤの接地面が段付き摩耗になってしまい、それが車体全体を微振動させてゴーっという音を出しているパターン
2つ目はハブベアリング
タイヤの各軸けとして、ベアリングという名のローラーが付いています。
そのローラーがスムーズに回転できずに車体全体を微振動させているパターン
場所を探していくと、今回はハブベアリングが原因ということが分かりました。
また、各車輪にハブベアリングがついておりますが、どの車輪が悪いかも点検していきます。
今回は右フロントのベアリングが原因ということが分かりましたので、右フロントを交換させて頂きます。
欲を言うとフロントから音が出たならフロント左右で交換
リアで出たならリア左右で交換が望ましいです。
ハブベアリングは部品代は数千円で比較的安価なものですが、作業の手間がかかるので、必然的に工賃も万単位でかかってきます。
小さなパチンコ玉のようなローラーが映っているのがわかるかと思います。
肉眼や手で触る程度ではわかりませんが、このローラーが偏摩耗を起こして異音や振動を起こしています。
ちなみにこれをさらに放置していくと、行き着く先は
〇ベアリングが焼き付いてしまい、タイヤが突然ロックする
〇ベアリングが砕けて脱輪する
このどちらかになり、どちらになっても重大な事故を誘発する恐れがあります。
足回りの取り外しが済んだら、ベアリングのみを脱着する為に油圧プレスを使用します。
新品のベアリングを圧入している様子です。
うっかり途中写真を撮り忘れてしまったので、圧入を中断して撮影しています。
本来は治具をあてがって圧入しています。
右フロントベアリングの交換作業後、無事にゴーっという音は無くなりました。
今回はお客様が異音に気付けたので修理出来ましたが、この音に気付かずお乗りになられてる方もたくさんいらっしゃいます。
そういった方は点検整備の試運転にて私共が発見出来ますが、
例えばオーナーの方も気付かず、更に日頃点検整備にださず、車検も点検整備付きの車検ではない場合気付くことが出来ません。
そのまま放置すると上記のような事故の危険性が出てきます。
そうならない為にも、日頃の点検整備をお勧めします。
茨城県結城市にあるダンロップ本店は、整備士にノルマが無いので、お客様のご要望に寄り添った柔軟な対応をさせて頂いております。
国指定の民間車検工場なので、設備力・技術力ともに地域トップクラスです。最新車両のお取扱いも可能なので、お気軽にお問合せください。
修理受付時間 9:30~12:00 13:00~17:30
定休日 日祝 第二第三月曜日
TEL:0296-35-2211
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