BMWミニ R55クラブマン にて、ブレーキダストの少ない低ダストブレーキパッドへ交換とのご希望頂いた際の作業事例をご紹介させて頂きます。
今回作業させていただくのはリアブレーキになります。
作業に至った経緯は、分解点検させて頂いた際にリアブレーキの交換時期が来ている事がわかり、作業させて頂いた形になります。
通常欧州車は200キロからのブレーキ等も想定している影響もあるのか、基本性能が日本車とは異なります。
ブレーキの効き具合もしっかりとした設計で、その分ホイールを茶色くする程のブレーキダストと呼ばれるブレーキ粉もたくさん出します。
そこまでのブレーキ性能は求めない、欧州車ならではのしっかりと効くブレーキ性能やブレーキタッチのフィーリングは要らない、という方向けに
ブレーキ性能をやや犠牲にしてブレーキダストが少ない低ダストブレーキパッドがあります。
とはいえ、効き具合の変化はよくわからないという方が多い印象です。
こちらが取り外したブレーキパッドです。
わずかにブレーキパッドの残量不足警告センサーが削れ始めている残量で、交換時期になっています。
ブレーキパッドの新旧比較になります。
一目瞭然で残量の差がわかるかと思います。
すり減ったブレーキローターの写真になります。
前述した通り、欧州車はブレーキ性能を上げる為にしっかり効くブレーキになっている影響で
ブレーキローターもザクザクと削っていく仕様になっています。
規定の厚みは決まっていますが、基本的にブレーキパッド交換と同時に交換になることが多いです。
また、ブレーキローターの規定値まであとコンマ数ミリあるからという理由でここをケチると、薄くなって割れてしまうリスクになり得ますので交換をお勧め致します。
ブレーキローターの新旧比較になります。
取り外した方は削られて耳が立っているのがわかるかと思います。
ブレーキの組み付けが完了したらブレーキフルードの交換も行います。
ブレーキフルードはその名の通りブレーキを作動させる為のオイルになります。
性質上、沸点を高める代わりに湿気を吸収しやすい性質となっている影響で、距離に関わらず定期的な交換が必要になってきます。
メンテナンスリセットも行います。
走行上リセットしなくても問題はありませんが、リセットしないと交換したのに後日交換を促すお知らせが点灯してしまいます。
ダンロップ本店では、定期的な点検整備で安心したカーライフのお手伝いをさせて頂きます。
茨城県結城市にあるダンロップ本店は、整備士にノルマが無いので、お客様のご要望に寄り添った柔軟な対応をさせて頂いております。
国指定の民間車検工場なので、設備力・技術力ともに地域トップクラスです。最新車両のお取扱いも可能なので、お気軽にお問合せください。
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