パッソ、CVTフルードの交換事例をご紹介します。
お車に詳しい方なら一度は聞いたことあるかもしれませんが、CVTフルードやATFは○○キロ以上無交換だと交換しない方が良い。
汚れすぎている状態で交換すると壊れてしまう、など聞いたこともあるかと思います。
実際それは都市伝説でもなく事実です。
性質としては血液に似ていて、汚れたドロドロの鉄粉混じりのオイルが循環している所に
洗浄剤が添加されている新油を注入すると汚れが一気に循環してしまい油路を詰まらせてしまうという物です。
昔ながらの判断基準だと、このようにレベルゲージから色を見て一つの目安にしていました。
しかしこれだとあくまでも参考程度にしかならなく、人によって判断もまちまちといったのが現状でした。
そこで登場するのがこちらのツール。
一見すると通常のフルード交換機の見た目なんですが、こちらの機械は現状のフルードが綺麗なのか、汚れて性能が低下しているのか、はたまた汚れすぎて作業するのか危険なのか読み取ってくれます。
現状のフルードを読み取っている様子です。
色具合で判断ではなく、状態を数値化してくれますので具体的な判断が出来ます。
こちらが読み取ったコード表の一部です。
こちらのお車はCVT搭載で四万キロ走行ですが、やはり汚れているという結果が出ています。
特に日本車に多いCVTは特性上、金属ベルトが擦れ合って鉄粉が多く発生します。
長らく放置してしまうと後々リカバリー出来なくなってしまうので、定期的にフルード交換をしていくことをおすすめします。
またエンジンオイルと違い、一度で綺麗に全量交換しようとすると費用的にも負担になりますので、負担の少ない量を定期的に変えてあげるのも良いのではと思います。
こちらが抜き取っているフルードの色です。
汚れてはいますが、比較的色具合としてはそこまで酷くありません。
これが酷くなりすぎると上記でも申し上げた通り、交換を行うことが出来なくなります。
こちらが注入している新油の色具合です。
実際の所油路全体が新油のように綺麗になるには、お車にもよりますが少なくとも20リットル近く必要になってきます。
そうするとATFやCVTフルード交換だけで大きな負担になってしまいます。
綺麗にするのが一番ではありますが、いくらあっても足りなくなってしまいます。
お車に対して一回でかけられる予算を見ながら定期的に交換していくのが良いと思います。
ダンロップ本店ではお車に詳しくない方でも安心して通えるお店作りを心掛けています。
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