タントにて、エアコンの効きが悪いという事でご入庫いただきました。
ここ数年の間、気温も35℃を超えるのが当たり前になってきており、渋滞時などは車のエアコンの性能が追いついてこない状況もチラホラあります。
今回はどのような症状か見ていきます。
早速吹き出し口温度をチェックします。
オーナー様は、効いていないわけではないけど効きが悪い気がするとのことでした。
吹き出し口温度は29℃なので
実際の温度はほとんど効いていないに近い症状が見受けられます。
エアコンの故障には、大きく分けると
エアコンのガスの量が適切ではない場合の故障と
エアコンガスが循環する機器のどこかが故障している場合があります。
今回はガス圧の計測によりガスの量が適切ではない故障と判断しました。
ガスを補充された経緯も無く、
新車時のガスが自然に抜けていったのか、ここ最近でガス漏れを起こしたのかどちらの可能性もあります。
今回は様子見もかねて入っているガスを計測し、ガスとオイルを充填する形となりました。
タントのガス規定量は300グラムでした。
入っているガスはどの程度なのかチェックしていきます。
抜けたガス量は57グラムでした。
300グラムにたいして57グラムなので、明らかに少ないですね。
ガスが減った時はオイルも減っています。
ガスを充填するならば最低限オイルも補充したいところでです。
今回はリフレッシュ機を使用しますので、
ガス回収→真空引きにて水分等除去→規定量のガス&オイルを補充、このような流れになります。
リフレッシュ後の温度になります。
アイドリング時で15.9℃となっています。
やや本調子よりも高い気はしますが、気温、湿度、エンジン回転数を考えると問題ない範囲かと思います。
この状態で経過観察しながらお乗り頂く形になります。
エアコンリフレッシュは2024年7月現在の時点で、ワンボックスカーなどのリヤエアコン付きを除き
施工一式7700円にて施工しております。
ガス代も年々値上がりが続いておりますので、ご検討の方は料金改定前に施工をおすすめ致します。
茨城県結城市にあるダンロップ本店は、整備士にノルマが無いので、お客様のご要望に寄り添った柔軟な対応をさせて頂いております。
国指定の民間車検工場なので、設備力・技術力ともに地域トップクラスです。最新車両のお取扱いも可能なので、お気軽にお問合せください。
修理受付時間 9:00~12:00 13:00~17:30
定休日 日祝 第二第三月曜日
TEL:0296-35-2211
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