パッソの車検整備事例のご紹介になります。
車検整備と同時にCVTフルードの交換もさせて頂きましたが、そちらの作業に関しては別記事にて掲載しております!
バッテリーを専用テスターにて点検しております。
最近の車は一昔前の車と違い、充電に対する制御が異なりバッテリーが過酷な状況です。
その影響で突然バッテリーが上がってしまう事もしばしば。
私自身もテスターを使わないとバッテリーの良否判定が出来ません。
ブレーキの点検をしていきます。
効き具合の点検はもちろんのこと、均等に効いているか、効きっぱなしになっていないか、残量は問題ないがなども合わせて点検しています。
ブレーキを分解しました。ブレーキディスク(丸い鉄の円盤)にパッドを挟み込む事によりブレーキが効いています。
摩擦を利用していますので、ブレーキを踏むたびにパッドが減っていきます。
取り外したブレーキパッド。
現在走行距離は四万キロ程ですが、パッドがすり減り薄くなっています。
ブレーキパッドの新旧比較になります。
新品と比べるといかに減っているかがわかるかと思います。
乗用車の目安として新品で10ミリ、メーカー交換推奨値が約5ミリとなっております。
最後の1ミリまで使用するのは残量不足で危険というのもありますが、そこまで使用するとパッド自体のトラブルも誘発する恐れがありますので半分以下になったら交換するのがセオリーになっています。
ブレーキパッドに続き、またブレーキ関係の紹介です。
こちらのタンクに入っているのがブレーキフルードになります。
正しくはブレーキフルードですが別名ブレーキオイルと呼ぶこともあります。
ブレーキペダルを踏み、そのままロッドのようなもので各車輪のブレーキまで力が伝わればフルードなど必要ないのですが
レイアウトや取り回しの関係で不可能なので、自由自在に取り回し出来るようにフルードで力を伝達しています。
ブレーキフルードの交換をしている様子です。ブレーキフルードは定期的な交換が必要になりますが、なぜ交換が必要なのか
わかりやすいように端折って説明してしまいますと、
液温があがり沸騰しにくくする事を犠牲に水気をよく吸ってしまう性質があります。
水気を吸ってしまったまま使用すると、ブレーキシステム全体が錆びて危険かつ高額な修理や事故に繋がります。
交換後のブレーキフルードの色をご覧下さい。
交換前と比べて色が綺麗になっているのが見てとれるかと思います。
車検費用は金額で比べがちですが、こういった数千円の整備費用を削ってしまうと後々何倍にもなってかえってきてしまう可能性があります。
ダンロップ本店では、車に詳しくない方でも安心して通えるお店作りを心掛けています。
ぜひお気軽に問い合わせ下さい。
茨城県結城市にあるダンロップ本店は、整備士にノルマが無いので、お客様のご要望に寄り添った柔軟な対応をさせて頂いております。
国指定の民間車検工場なので、設備力・技術力ともに地域トップクラスです。最新車両のお取扱いも可能なので、お気軽にお問合せください。
修理受付時間 9:00~12:00 13:00~17:30
定休日 日祝 第二第三月曜日
TEL:0296-35-2211
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