日産 ノートにて車検整備、また合わせてエアコンをかけるとガタガタと異音がするという事でご入庫頂きました。
まずはエアコン時異音のご紹介をさせて頂きます。
非常にわかりにくい写真で申し訳ありませんが、エンジンルームの前側。
エアコン作動時に回転するファンモーターがあります。
家庭用エアコンで例えると室外機の部分になります。
こちらのファンモーターが作動するたびに大きく揺れ動き、不快な振動や音を発しておりました。
取り外したファンモーターになります。
こちらの羽の部分が大きく揺れ動いていました。
とてもガタガタとしており、今にも外れて飛んでいきそうです。
こちらがファンモーターが取り付けしてあった部分になります。
網状になっているラジエター(エンジン冷却水を冷やしている装置)という部分に取り付けしてあります。
ファンモーターの羽がガタガタと暴れていたという事は、こちらのラジエターを突き破る可能性が十分にあります。
ラジエターを突き破るとラジエターを破損させ冷却水が漏れるだけでなく、更にそのまま走り続けるとエンジンを破損させてしまう可能性もあります。
ファンモーターの新旧の写真になります。
通常モーター部分だけの交換が多いですが、ノートの場合だと羽やシュラウド(枠全体)もセットの部品供給でした。
今回は早期発見でしたので、ファンモーターのみの交換で済みましたが
点検整備を怠ってしまったり発見が遅れると、修理金額が大幅に変わってきます。
ファンモーター以外にも定期交換部品を交換させて頂きましたので、その一部をご紹介させて頂きます。
またわかりにくい写真になってしまいますが、こちらが補機ベルトになります。
別名ファンベルトとも呼び、エンジンの回転を利用して発電機、エアコン、冷却水用のポンプの駆動を伝達しています。
こちらが取り外したベルトの新旧比較になります。
左側の旧部品はひび割れが無数に出来ているのが確認出来ます。
ひび割れた状態で更に経過するとベルトが切れてしまいます。
ベルトが切れると発電機が作動せずバッテリーの電気を使い切ってしまったり、冷却水が循環せずオーバーヒートしエンジンを破損させてしまう恐れなどあり、非常に大切な部品になります。
その他にも整備、交換をさせて頂きましたが、今回のご紹介は以上となります。
ダンロップ本店では必要な整備のみをご提案し、オーナー様がご安心頂けるカーライフを送れるよう心掛けております。
茨城県結城市にあるダンロップ本店は、整備士にノルマが無いので、お客様のご要望に寄り添った柔軟な対応をさせて頂いております。
国指定の民間車検工場なので、設備力・技術力ともに地域トップクラスです。最新車両のお取扱いも可能なので、お気軽にお問合せください。
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